0606.
好きなバンドが解散することになった。
Shout it Out というバンドだ。
4ピースが2人体制になった時点で覚悟してた、
ボーカルの人の声はよくある声なんだけど
歌詞が好きだった。
初めて知ったのは17歳という曲だ。
サビの最初の歌詞。
大切なのは周りの目なんかじゃ無いだろう
ハッとした。一気に惹きつけられた。
続けて彼らは歌った。
卑怯に世の中を渡って自分を偽るくらいなら
丸腰でも 不恰好でもいいんだよ
いつか褪せるのなら 君よ美しくあれ
これを、同じ10代の奴らが歌ったのだ。
純粋に格好いいなとおもった。3年前の話である。単純計算してみれば17歳(高校3年)の時に聴いたはず。(記憶があやふや)(そりゃまあ当時色々あったからな)
僕だって学生時代は周りの目ばっかり気にしてた。親にもいい顔しなくちゃいけなくて、先生にいい顔して、先輩にいい顔して、クラスメイトにも割と本音なんか言えなかったさ。
助けてって自分の声も無視した。
「仕事」と「私事」は違うんだよって。
でも、彼らはこう続けて歌ったんだ
言葉を吐けば宙を舞う 嗚呼なんて生きづらい世界だろう
アンタのいう「勝ち組」って 何に勝てばそれを名乗れるの?
不平不満を垂れ流して 指をくわえて眺めてるだけじゃ
何にも変わらんだろうよ さあ今、世界を変える時さ
一瞬で価値観が変わった。
本当に世界が変わった気がしたんだ。
この人たちすげえわかってんなって
それからようつべをあさり、ラジオを聴き。
彼らの歌詞をみていろんなことを学んだ。
僕の青かった春の半分は彼らの音と言葉でできたんじゃないかなってくらい。
まだ遅くはないから聴いてみてよ。