0529.

 

 

何故か実家に帰省してきた。

 

 

いや、「寄生」の間違いだろうか。

 

 

誰とは言わないが、どの面下げて帰ってきたんだって叫んでやりたくなった。

 

 

僕からは連絡を一切取らないように心がけている。

 

 

12:00と24:00にスタンプを送るぐらいだ。

 

 

だがしかし、あの人が不在の間僕はできることが着実に増えてきていてそれを聞いて欲しい、それだけなのに

 

 

うちの家族はまずそれを理解してくれない。

 

 

聞いてすらくれない。

 

 

だからなのかなあ。

 

 

僕の家ではあまりにも会話がない。

 

 

なさすぎるといっていいほどない。

 

 

普通のコミュニケーションすら取れないのだ。

 

 

自宅療養、といってもいろんな形があると思うが僕にはこのやり方ではいつまで経っても自立できないのではないかと思う。

 

 

実際に先日実験してみた。

要は接客、である。

 

 

昔の自分ならもっと堂々とできたはずなのだ。

でも僕はできなかった。おどおどしてばかりだった。焦ってしまって醜態を晒してしまった。

 

おまけに、相手に心配される始末。

そして指示もまともに聞き取れない。

 

 

これでは社会復帰など夢のまた夢、である。

 

 

実験結果をみて僕の立てた仮説はこうだ。

 

 

普段から声に出してコミュニケーションを取っていないから、いざ接客するとなった時にうまく対応ができなくなっているのではないか、というものだ。

 

 

コミュニケーションといってもいろんな取り方があるが、僕の場合は会話だ。

 

 

会話の練習が必要なはずなのだ。

おそらく。

 

 

だがうまくいかない。

 

 

本当に親なのだろうか。

彼等が本当に僕の親なら、僕の療養をしっかりサポートして欲しいと思う。

 

 

十人十色という言葉があるように、人によって好みや考え方は様々だ。

 

 

考え方が違う、から一切の関わりを断つ。

というのは他人ならまだ僕は理解できるが、

 

 

母体にそれをやられてしまうのは少し僕は困ってしまう。

 

 

僕を産まなきゃよかったって思っているのだろう。僕のことが嫌いなのだろう。僕のことを消したいと思っているのであろう。

 

 

うちの一家は何故かプライドが高いから。

きっとそもそもなかったことにすればいいと感じでいるのだろう。

 

 

だったら今すぐ消して欲しいものだ。

僕に輝かしい未来なんて存在しない。

僕は生まれてきてはいけないモノだったのだから。期待なんかさせないでいただきたい。

 

 

できれば睡眠薬が効いている頃に。

抹消していただきたいものだ。